お知らせ

三浦哉教授らの研究論文が第37回日本体力医学会奨励賞を受賞しました

2024.06.20

三浦哉教授らの研究論文「一過性の自転車こぎ運動と下肢への電気刺激の併用が動脈スティフネスに及ぼす影響」が、第37回日本体力医学会奨励賞を受賞しました。

日本体力医学会は、本国内外における体力ならびにスポーツ医科学に関する研究の進歩、発展を促進し、研究の連絡協力を図るとともに、その成果の活用をはかり、我が国の学術の発展に寄与することを目的とする一般社団法人です。

本研究は、下肢の低強度の有酸素性運動と下肢への骨格筋電気刺激を併用することで、中強度の下肢の有酸素性運動と同様に動脈機能が著しく改善することが明らかになり、下肢の運動器疾患者、フレイル高齢者、低体力者などを対象とした動脈硬化を予防する運動プログラムとしての可能性について高く評価されました。今後は、疾患者、高齢者を対象に、病院等のリハビリテーションの現場で利用可能な運動処方の確立を目指す予定です。

 

「一過性の自転車こぎ運動と下肢への電気刺激の併用が動脈スティフネスに及ぼす影響」

体力科学, 2023, 72巻, 6号, p.371-380

J-STAGE

https://doi.org/10.7600/jspfsm.72.371

 

徳島大学機関リポジトリ

https://repo.lib.tokushima-u.ac.jp/ja/119135

 

【研究チームメンバー】

・三浦 哉(大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域 教授)

・羅 成圭(徳島大学教養教育院 准教授)

・西村 里奈(大学院総合科学教育部地域科学専攻 博士後期課程令和5年度修了)

・出口 純次(大学院総合科学教育部地域科学専攻 博士後期課程令和4年度修了)

・田村 靖明(大学院総合科学教育部地域科学専攻 博士後期課程令和2年度修了)

・中村 みづき(大学院総合科学教育部地域科学専攻 博士後期課程令和2年度修了)

・久我 浩正(大学院総合科学教育部地域科学専攻 博士前期課程令和3年度修了)

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